第12回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


山本氏

山 本 淳 考 氏



(医学系研究科17期生)


産業医科大学  脳神経外科  講師 



Q1. 受賞の喜び

今回は,このような栄誉ある同窓会学術奨励賞をいただき大変光栄に存じます。また,本研究に関して御指導くださいました多くの先生方に深く感謝申し上げます。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

もともと脳神経外科医として悪性脳腫瘍(グリオアーマ)の患者様に対する手術,治療に数多く携わり,悪性脳腫瘍の治療の限界を痛切に感じ,基礎医学的な側面からもさらにこの疾患について深く追求したいと考え,本学大学院に進学し,研究をスタートしました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

悪性脳腫瘍に対する光化学治療の研究は,世界中で活発に行われていた時期もありましたが,肺がん,胃がんなどの分野と異なり,悪性脳腫瘍の分野では,徐々に減少していきました。大学院入学後,全く自分自身の基礎研究の経験がないだけでなく,悪性脳腫瘍の分野でこの研究をスタートしたため,なぜこの研究が衰退していったのか,なにが問題であったのかを見つけ出すのに苦労しました。幸運にも,光量子医学研究センターの多くの先生方が,この分野に極めて造詣が深く,ご指導していただき本研究を遂行することができました。

Q4. 近 況

大学卒業後,本学脳神経外科に入局。研修をさせていただき,本年4月より産業医科大学 脳神経外科に勤務することになりました。全く新しく慣れない環境ですが,一日でも早く慣れるよう,日々努力しています。

Q5. 今後の課題

これからも,臨床医学および基礎医学の両面から脳神経外科医としての研鑽を積んでいきたいと思います。

Q6. 同窓会に望むことは

浜松医科大学も開学30年が過ぎ,数多くの同窓生が,臨床医学,基礎医学,看護,医師会など,さまざまな分野でご活躍されていると思います。そのような同窓会員との連携がより強固なものになるよう,これからも同窓会の活動に期待します。