第12回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


杉本氏

杉 本 光 繁 氏



(大学院医学系研究科23期生)


浜松医科大学  第1内科  助手 


Q1. 受賞の喜び

同窓会学術奨励賞は第1内科の先輩がすでに3人受賞されており,大変名誉な賞だと思っていましたので,非常に光栄と思っております。私は滋賀医大を卒業後に浜松医大の第1内科に入局して大学院を卒業したわけですが,この賞を受賞できたことにより,やっと浜松医大の卒業生として認められたような気がします。この受賞を励みにして,今後とも臨床や研究とも精進していきたいと思っています。ありがとうございました。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

CYP2C19 遺伝子多型を含めた遺伝的な背景を考慮した酸分泌抑制効果の検討は,大学院に入った後より研究を開始しました。私たちの研究グループで代々行われている研究であり,今までに蓄積された研究グループとしての実績が評価されたものと思っております。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

今回は出血性消化性潰瘍時の最適な治療法の開発を目指した実験です。そのためヘリコバクターピロリの感染者を募集する必要があったのですが,今の大学生は感染率が10%前後であり,対象者をそろえる段階が一番大変でした。

Q4. 近 況

現在は第1内科で助教をさせていただいております。私たちの研究グループにも大学院生が入り,今までの教えられる立場から指導する立場になりつつあり,その難しさを痛感しているところです。

Q5. 今後の課題

現在は今回発表した酸分泌抑制剤に関する研究の他に,消化器癌の carcinogenesis と chemoprevention に関して興味を抱いています。動物実験を含めてメカニズムの解明をしていきたいと思っています。

Q6. 同窓会に望むことは

同窓会の活動をもう少しアピールできる場所や機会があれば,いいのではないかと思っています。具体的な案としては学園祭時のイベントを企画したり,総会を大々的に開催をしてみたりといったことはいかかでしょうか。