第9回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


鈴木浩一氏

鈴 木 浩 一 氏

Suzuki Koichi

(医学科9期生)


論文投稿時:米国バーナム研究所  本学第1外科所属


Q1. 受賞の喜び

この度、浜松医科大学同窓会学術奨励賞を受賞しましたことに、大変な名誉を感じております。私の仕事を認めてくださった選考委員会に感謝するとともに、この賞の受賞者として、精一杯精進する所存でおります。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

約7年前、国立がんセンター在職中、ペルーチョ博士(バーナム研究所)との共同研究でゲノムの不安定性に関するプロジェクトが進められており、それを主に任される形でこの研究テーマに着手しました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

再現性のある質の高い結果(フィンガープリント)が得られるコンディション作りに手間がかかりました。またデータの評価には多くの時間を費やしました。この共同研究がきっかけとなりペルーチョ博士のもとに留学する事になったのですが、そこでさらに1年間かけてデータを再評価し論文投稿に至りました。

Q4. 近 況

今年(2004年)の10月より、浜松医科大学勤務となりました。臨床と研究を両立できるように努力したいと思っています。

Q5. 今後の課題

正常組織におけるエピジェネテイックな変化(メチル化の異常)を捉える事により前癌病変の同定、癌のスクリーニングといった臨床応用の可能性を模索しています。

Q6. 開学30周年を迎えた母校へ一言

母校で研究成果を発表できる機会が与えられている事は、母校を離れて研究、臨床に携わっている者にとって仕事の大きな励みになると思います。今後も末永くこの賞を継続していただけるようお願いします。

2004.12.8