第8回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


高山達也氏

高 山 達 也 氏

Tatuya Takayama

(医学科14期生)



本学泌尿器科 助手



Q1. 受賞の喜び

この度は同窓会学術奨励賞をいただき、大変光栄に思っています。この研究はひとりではとうてい無理でした。この場をかりて、関係者の方々に厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

私は結石がなぜできるのかということに興味がありました。そして蓚酸代謝がその形成に関与しているといわれており、蓚酸代謝の研究をされていました当時生化学第一教授でした市山先生のところを1999年の夏に訪ね、今回のテーマについて研究が始まりました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

今まで学生時代、医者になってからも実験ということにはほど遠い生活をしていましたので、全てが大変でした。特にといえば、P5C dehydragenase の活性を測定するためにはどうしても、2,4-dinitrophenylhydrazone の glutamic semialdehyde がほしかったのですが、それを業者に頼むとなんとつくるのに60万円とのこと。市山先生と一緒に精製しました。85%の純度でできあがり、その後の実験も順調に進みました。今思えば、すごく良い思い出です。

Q4. 近 況

肉食動物の代表としてイヌ、草食動物の代表としてウサギを用いて、同様の実験を行うための準備をしています。

Q5. 今後の課題

この研究をいかにして臨床と結びつけていくかが課題です。

Q5. 後輩へ一言

今はいろいろな遊びがたくさんあり、運動などのクラブ活動がおろそかになっているような気がします。私からのアドバイスは「真剣にできる遊びを見つけること」です。自分の生活の中心をそれにするようなものを見つけ、良き友人に出会い、一生懸命打ち込んでください。俗に言うサークル気分ではだめです。思いっきり体育会ののりでお願いします。何かを一生懸命できる人は何をやってもきっと成功します。長島茂雄がJリーガーならきっとすごい得点王でしょうし、一郎はすばらしい芸術家になったことでしょう。是非6年生までずーーと続けて下さい。最後の学年の姿、6年生の背中をみて後輩たちは何かを感じ、伝統が創られていきます。