第8回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


小川法良氏

小 川 法 良 氏

Noriyoshi Ogawa

(医学科6期生)



金沢医科大学 血液免疫内科 助教授



Q1. 受賞の喜び

本論文は所属する教室が国際シンポジウムを主催し多忙を極めた中で書き上げた一編であり、感慨もひとしおであります。名誉ある賞をいただいたことを誠にうれしく思います。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

1997年末にケモカインに関する総説を読み、研究対象のシェーグレン症候群で調べてみようと思ったことがきっかけでした。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

技術的にはヒト唾液腺生検組織から研究に使用可能な上皮細胞を得るための培養方法の確立が難しかったですが、最も大変だったのは赴任したばかりの教室で一から研究を立ち上げねばならなかったことです。

Q4. 近 況

5年前(1998年)に母校を離れ、金沢医科大学血液免疫内科に奉職し、2003年3月に教授が退任したため、現在は助教授として主に免疫疾患の診療及び教育を担当しています。また、自己免疫疾患の病因、病態の解明と新たな治療法の開発を目指して、シェーグレン症候群をターゲットにして厚生労働省特定疾患対策研究事業の一員として研究に取り組んでいます。

Q5. 今後の課題

同じ志を持つ仲間が少ないことが一番の問題でしょうか。現在の大学には私以外浜松医大出身者は一人もおりません。知りながら赴任したとはいえ少々寂しいものがあります。出身は問いませんが、1人でも2人でも研究や人生についてざっくばらんに語り合える仲間が増えればと思います。

Q5. 後輩へ一言

もっと自己主張をし、何事にもチャレンジしていただきたいと思います。海外に行く機会があったら、積極的に行くべきでしょう。