第16回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


岩泉氏

岩 泉 守 哉 氏



(医学科20期生)


ミシガン大学医学部内科学講座  博士研究員

Q1. 受賞の喜び

”シュゴシン( hSgo1 )と癌”をテーマとしたプロジェクトに参加させていただきました椙村教授をはじめとした第一病理の方々、また、このプロジェクトへの参加を comfortable な環境に していただきました第一内科の先生方に心より感謝申し上げます。今回の受賞は、本プロジェクトが現在も第一病理で継続継承されていることを評価していただきました選考委員会の先生方の おかげです。ありがとうございました。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

2005年の本学大学院入学時に、椙村教授からいただいたテーマでした。癌の hallmark である染色体不安定性の原因に定説がない現状の解決を目標に、正確な染色体分配に重要な分子である hSgo1 に注目し、大腸癌での解析に取り組みました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

研究に関して無知であった大学院時代でしたので、何を目的にどのような実験を計画し、そのためにどのような実験技術を習得すべきで、さらに得られたデータから何が言えるのか、という プロセスをひとつひとつ踏んでいくのに時間がかかりました。実験室のあらゆる方々のご指導のもとでの、貴重なトレーニングの時間であったと実感しております。

Q4. 近況をお聞かせください。

ミシガン大学内科の博士研究員として、mentor であります John M. Carethers 教授の人間味あふれるご指導とサポートのおかげで、充実した米国生活を送らせていただいております。

Q5. 今後の課題あるいは今後取り組みたいことは?

" From Bedside to Bench and Back Again " を忘れずに、消化器癌の臨床遺伝学や遺伝子不安定性から見た消化器癌の臨床への橋渡しに取り組めたらと思っております。また、これを 通して消化器病学の魅力が多くの後輩に伝わればこの上ない喜びです。

Q6. 同窓会に望むことは

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



あらためて学術奨励賞の受賞おめでとうございます。今後もますますのご活躍を期待しております。