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ミトコンドリア RhoGTPase の Miro は Ca2+ 依存性のミトコンドリア動態を双方向性に制御する
Bidirectional Ca2+-dependent control of mitochondrial dynamics by the mitochondrial PhoGTPase, Miro. PNAS USA, 105:20728-33,2008 |
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要旨
【目的】 ミトコンドリアは細胞内において細胞骨格(microtube)に沿った移動を行い、細胞内局所でのホメオスタシスに関わっている。この細胞内の ミトコンドリア運動は細胞内 Ca2+濃度の変化によって調節を受けるが、その詳細なメカニズムは未だに解明されていない。Mitochondrial Rho GTPase (Miro)は ミトコンドリア外膜接続し、2つの Ca2+binding site(EF-hands)を有し、motor protein との連結が報告されている GTPase である。そのため、我々はこの Miro と Ca2+依存性のミトコンドリア運動との関係について研究を行った。
【方法・結果】
1)H9c2 細胞(cardiac myoblast)に Miro を過剰発現させると、細胞内の Ca2+濃度が低い状態ではミトコンドリア運動は促進され、EF-hands の
mutation を有する Miro を過剰発現させた細胞でもこの運動促進が認められた。 【総括】 以上より Miro は、細胞内Ca2+濃度の変化を介してミトコンドリア運動とミトコンドリア融合・分離に対して双方性の調節機能を有すると考えられた。 |