第15 回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


川田氏

川 田 一 仁 氏



(医学科20期生)


本学第二内科  医員

Q1. 受賞の喜び

このような名誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。ご指導を賜りました第二内科の中村浩淑先生、小林良正先生に深くお礼を申し上げます。 今回のテーマについて了解していただいた患者様、また貴重な症例をご登録いただいた肝臓内科の先生方にも深く感謝いたします。さらに今回の 御選考の労をおとりいただいた先生方に心より感謝申し上げます。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

原発性胆汁性肝硬変症(PBC)に対して、一般的にはウルソデオキシコール酸(UDCA)が用いられますが、データの改善を認めても、組織学的に進行することが明らかに なっています。また、PBC に対する UDCA の作用機序についても未だ不明でした。我々肝臓内科ではPBCの病態進展に酸化ストレスが関与することを報告しており、 UDCA と PBC における酸化ストレスの関係を調べることが新たな治療に繋がると考え、今回のテーマに取り組むこととしました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

今回のテーマに対して患者様に同意していただき、UDCA 内服前後で検体を採取する必要があった事です。

Q4. 近 況

第二内科医員として大学病院に勤務しています。

Q5. 今後の課題

稀に UDCA が無効な症例もあり、今後は UDCA 無効症例の検討を行い、今回の結果を含めより良い治療法を確立していく必要があると思います。

Q6. 同窓会に望むことは

同窓生の為に様々な活動をしていただきまして大変感謝しております。今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。



あらためて学術奨励賞の受賞おめでとうございます。今後もますますのご活躍を期待しております。