第15回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


藤澤氏

藤 澤 朋 幸 氏



(医学科18期生)


本学検査部  助教

Q1. 受賞の喜び

率直に、”大変うれしい”のひと言です。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

2002年に本学大学院に入学し、以後、気道上皮におけるムチン発現の細胞内メカニズムに関する研究を行ってきました。2007年に University of California Davis へ博士研究員として 赴任してきましたが、NF-κB に焦点を当て研究を進めたのはその時からです。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

気道上皮におけるムチン発現機序は複雑で、様々な因子によりその発現は増加し種々の細胞内シグナルの関与が報告されています。数多くある候補のなかで、 慢性気道疾患に関わる因子として NF-κB をピックアップし、それがムチンの 発現にかかわるか否か証明することは試行錯誤の連続でした。手法的には、 ChIP assay は時間と根気が必要で苦労しました。

Q4. 近 況

2010年4月より付属病院検査部に赴任しました。現在は感染対策室で院内感染対策に取り組む毎日で、呼吸器内科臨床も継続しています。 研究はこれから立ち上げといったところです。

Q5. 今後の課題

研究に関しては、今後も気道上皮に関する研究を継続したいです。マウスモデルを使用した研究にも興味があります。

Q6. 同窓会に望むことは

研究に限らず、各方面で活躍している同窓生による講演会を、年1回程度開催して欲しいです。



あらためて学術奨励賞の受賞おめでとうございます。今後もますますのご活躍を期待しております。