第14回 浜松医科大学 同窓会 学術奨励賞 受賞者に伺いました


藤田氏

藤 田 陽 太 氏



(医学科15期生)


京都大学大学院  生命科学研究科  産学官連携研究員

Q1. 受賞の喜び

学問の世界に貢献出来ていることを評価して頂き,たいへん光栄に感じております。今回の学術奨励賞選考委員の諸先生にこの場をお借りして感謝申し上げます。また,絶え間ない議論と新しい価値観を与えて頂いている京都大学大学院生命科学研究科の柳田充弘教授および研究室の皆さまに感謝しております。

Q2. いつ頃から、どのようなきっかけで今回のテーマに取り組まれたのでしょうか

本学大学院生であった2000年に,第一回学術奨励賞受賞者でもある本学第3期生の松七五三仁先生から現研究室のことを教えて頂きました。以前から細胞周期にとても興味をもっていたため,直接柳田教授に連絡したところ,快く研究室に受け入れて頂き今回の研究テーマに巡り会うことが出来ました。

Q3. 今回の研究でご苦労された点は

特に苦労したことは,分裂酵母 mis18 遺伝子から予想される ORF が間違っていたことやヒト hMis18 複合体の細胞内機能を示したことでした。論文のレフェリーや研究関係者皆さんとの議論を経てより良い仕事にまとめることが出来ました。これは今後の私にとって大きな影響を与える体験でした。

Q4. 近 況

2007年3月に京都大学大学院  生命科学研究科から第1号の理学論文博士号の学位を習得しました。現在は同研究科にて研究生活を続けております。

Q5. 今後の課題

セントロメア研究と同様に,細胞増殖と細胞環境および栄養に興味を持っております。分裂酵母とヒト細胞を用いた研究のみに限定することなく,これからも生物学の1つとして医学を見据え,皆さんに喜んで頂ける仕事を続けたいと思っております。

Q6. 同窓会に望むことは

開学30周年を既に超えている現在,著名な研究活動を続けておられる諸先輩方が多数いらっしゃいます。その方々から現役の学生達が学ぶ機会を大学側には与えて頂きたく,同窓会からも積極的な提案をお願いしたいと思います。



あらためて学術奨励賞の受賞おめでとうございます。今後もますますのご活躍を期待したおります。